東京スカイツリーに水族館があるのをご存知でしょうか?正確に言うと、東京スカイツリーにあるのではなく、東京スカイツリーがある『東京スカイツリータウン』の『東京ソラマチ』にある水族館です。
名前は【すみだ水族館】と言い、東京ソラマチのウェストヤード4階(スカイツリー入り口のある階)からエスカレーターで5階にあがったところにあります。
目次
ソラマチ4階からエスカレーターで『すみだ水族館』へ
ここが東京ソラマチウェストヤード4階の『すみだ水族館』へと続く場所です。ちょうどこの日は、9月30日までの『すみだ水族館』のイベント【お江戸の金魚ワンダーランド】が催されていて、そのポスターが大きく貼られていました。
上のポスターの左手に『すみだ水族館』へのエスカレーターがあります。
エスカレーターで5階に上がると、水族館の入場券チケット売り場と水族館の入り口があります。
『すみだ水族館』のチケットは、大人2,050円でした。(※2016年8月時点での料金です)
入場チケットの裏には、お魚豆知識情報が書かれていますよ。
『すみだ水族館』の魚たち
東京スカイツリーの水族館に入ってまず飛び込んできたのは、水槽に入ったグリーンの水草とサカナたちです。この時点で『すみだ水族館』の第一印象は「やっぱりあまり大きくない水族館なのかな」という感想でした(後々この印象は覆りましたが・・)。
このグリーンに広がる水草は、光合成によって酸素を発生させているそうで、自然の状態と同じ環境になっているそうです。
続くエリアでは「クラゲ」がゆらりゆらりと泳いでいます。クラゲって幻想的ですよね。
生まれたばかりの赤ちゃんクラゲの展示や、いろいろな種類のクラゲがいましたよ。
下の写真は「ダイオウグソクムシ(大王具足虫)」です。ダイオウグソクムシは見た目のとおりダンゴムシの仲間で、世界最大のダンゴムシなんだそうですよ。45cmほどの大きさにまでなるということで、かなりグロテスクです。
下の写真は「ナマズ」。おどけた表情が可愛いですね。
サンゴ礁や熱帯魚が泳ぐ水槽はとても綺麗でした。ニモやドリーもいて、チビちゃんは大興奮。
『すみだ水族館』の東京大水槽
「東京大水槽」は、小笠原諸島などの東京諸島の海をテーマにした大水槽です。水深6mの大きく深い水槽は、やはり大人気でした。
エイやサメも泳いでいましたよ。世界自然遺産である小笠原諸島の海の世界を体現できます。
『すみだ水族館』と言えばやはりペンギン!
『すみだ水族館』のポスターにもなっているペンギン。 この日はありませんでしたが、期間限定イベントで、飼育員のお姉さんと一緒にペンギンたちが水槽外の一般観客フロアにお散歩に来ることもあるようです。飼育員によるペンギンの餌付けタイムも人気です。
幅約24メートルのプール型水槽は国内最大級のペンギンプールで、上下吹き抜けの空間になっていて2階から見下ろすこともできますし、1階におりて水槽の真横から目の前でペンギンが泳ぐ姿を見ることもできます。
下の写真は、目の前の水槽の中を泳ぐペンギンを撮ったのですが、泳ぎが早すぎてか、写真の技術が下手すぎてか、泳いでいるペンギンが完全にボケてますね(苦笑)。
江戸リウム
ペンギンゾーンの横に「江戸リウム」というゾーンがあります。この「江戸リウム」ゾーンは、”江戸”をテーマに”和”を感じる装飾や金魚の展示がされています。
2016年7月に、約100メートルの日本最大の金魚展示ゾーンへと生まれ変わりました。
“和”のテイストがいっぱいのエリアです。 我々日本人にとってはどこか懐かしい感じ、海外からの観光客にとっては日本を感じられるようで、外国人の人達がたくさん写真を撮っていましたよ。
この日は夏のイベント【お江戸の金魚ワンダーランド】が催されていたので、この「江戸リウム」以外にも江戸と金魚の装飾がありましたよ。
>>【お江戸の金魚ワンダーランド】の詳細レポートはこちらの記事をどうぞ。
万華鏡トンネル
東京大水槽の裏側に、大水槽の中を小さな丸窓から覗く「アクアスコープ」と「万華鏡トンネル」があります。
「万華鏡トンネル」は、両サイドの壁と天井に鏡が張り詰められていて、まるで万華鏡の中を歩いているような感覚です。貼られている鏡は5000枚もあるそうです。壁の途中途中にクラゲが入っている水槽がありました。アロマの香りが癒やしてくれ、幻想的な空間になっています。デートで来ているカップルにはオススメの場所かも・・。
『すみだ水族館』の感想
『すみだ水族館』は、入館してすぐの展示ゾーンでは小さめの水槽が並んでいて「ああこんなものか」という印象でしたが、進んで行くと、水深6mの大水槽や国内最大のペンギンプールやオットセイの水槽は大きく、水槽の上や横から見れるだけでなく、水槽の透明ガラス越しに超目の前で泳ぎまわる姿が見れるのが迫力満点で最高でした。水族館の規模はそれほど大きくありませんし、目玉となる特別な何かがいるわけではありませんが、ちょっとブラっと行ってみるとか、スカイツリーやソラマチや浅草観光と一緒に行くとかには良い水族館ですね。入館料も安めですし、間近でペンギンやオットセイを見れるのは小さい子供にとっても癒やされたい大人にとってもうれしい水族館です。チンアナゴも大人気でしたよ。全館アロマの香りがしていてとても良い感じでした。デートで行くにも適度な観賞時間と適度な暗がりでオススメです。(デートで行きたい水族館ランキングでも上位に選ばれるほどカップルに人気スポットなんだそうですよ。)2回分の入館料で年間パスポートが買えるので、スカイツリーやソラマチなどによく行く人は年間パスポートを購入するのもアリですね。(通常料金で入館したあとでも当日なら差額を払って年パスへの切り替えができます)(※すみだ水族館入館料:大人2,050円。年間パスポート:大人4,100円)(※2016年8月時点の料金です)
50代後半の主婦。東京ディズニーランドができる前からの根っからのディズニーファン。公園や動物園、植物園、水族館など自然と触れ合う場所も好き。幼児教育に携わっていた経験から、独自の観点で子供の遊びやお出かけ先をチェック。同時に割引やポイントなど子育てママも喜ぶお得情報も配信中。