東京スカイツリーがあるソラマチ5階の【すみだ水族館】で催されている「お江戸の金魚ワンダーランド」を見てきたので、その様子をルポしますね。
「お江戸金魚ワンダーランド」の開催期間は2016年07月01日~2016年09月30日。
江戸の金魚文化や歴史を学びながら、ワキンやリュウキン、らんちゅう、アヅマニシキなど23品種の金魚が全長100mのゾーンに31個の水槽で展示されていましたよ。
「江戸と金魚」についての説明が書かれた案内板。コレによると金魚が日本に来たのは室町時代で、戦国時代が終わり平和な世が続いた江戸時代中期に誰もが楽しめる生き物として広まったんだそうです。”すみだ水族館では2014年に「東京金魚プロジェクト」を立ち上げ、活動を開始。2015年にその活動が認められ、グッドデザイン賞を受賞。2016年にすみだ水族館の金魚への取り組みが東京ブランド推進プロジェクトに選定された”と書かれています。英語での説明も書かれていますね。
すみだ水族館「お江戸金魚ワンダーランド」には、金魚ちょうちん発祥の地である山口県柳井市の職人が手作業で制作した150個の金魚ちょうちんと、京都先斗町の150個の千鳥ちょうちんが飾られていました。
こちらが、京都先斗町の千鳥ちょうちんです。下の写真の千鳥ちょうちんの前では金魚の塗り絵コーナーがあり、親子で塗り絵を楽しんでいるファミリーやカップルがいましたよ。
金魚ちょうちん発祥の地、山口県柳井市の職人による手作り金魚ちょうちんがこちらです。こちらの金魚ちょうちんは、すみだ水族館のあとに行ったスカイツリー天望デッキにも飾られていました。
下の写真の金魚がランチュウです。頭部のコブの大きさや形によって価値が競われ、ペットショップではそのコブによって値段が大きく変わります。
下の写真はアズマニシキ。こちらもいかにも日本の金魚らしい金魚ですね。
職人が手作業で制作した150個の金魚ちょうちんが100mの「江戸リウム」の水槽とコラボ。
「江戸リウム」にはワキンやリュウキン。縁日の金魚すくいをイメージさせられ、どこか懐かしさを感じます。
ペンギンプール水槽の前、江戸リウムゾーンの手前側にある「すみだステージ」では、500個の江戸風鈴が吊るされていました。 この「江戸風鈴」は、スカイツリーの地上450mの第2展望台【天望回廊】にも飾られていましたよ。
江戸風鈴と千鳥提灯で飾られた「すみだステージ」前の広場には、宮澤雅教氏による【サムライアクアスケープ】が。
この「サムライアクアスケープ」とは、水槽を使って日本の〈和・雅・粋〉を表現する新しいアクアリウムの世界との説明がありました。
日本らしい演出のアクアテラリウムですねー。素敵です!
このほか、【お江戸金魚ワンダーランド】の催しとして、葛飾北斎が描いた金魚の絵柄のスタンプをTシャツの好きな場所に押して世界で1枚だけのオリジナルTシャツを作ることができる企画(参加料金/500円(税込)があったり、赤い柄の紙風船を使って「ぼんぼん金魚」を作るワークショップ(参加料金無料)があったり、「夏休み・わくわくきんぎょ検定」と称して金魚の水槽やパネルを見て、金魚に関するクイズ5問に答え、全問正解できたら検定用紙に合格スタンプと特別金魚スタンプを押してもらえる企画があったり、夏休みの子供たちと一緒に親子で楽しめる企画も色々ありましたよ。
50代後半の主婦。東京ディズニーランドができる前からの根っからのディズニーファン。公園や動物園、植物園、水族館など自然と触れ合う場所も好き。幼児教育に携わっていた経験から、独自の観点で子供の遊びやお出かけ先をチェック。同時に割引やポイントなど子育てママも喜ぶお得情報も配信中。