今日も、先日2歳児4歳児の二人の子供を連れて神奈川県三浦市にある京急油壺マリンパークに行ったときのレポートです。
今回は京急マリンパーク内でどんなものが展示されているのか、どんな生き物が見れるのかなどを紹介していきます。
※2021年9月30日(木)をもって京急油壺マリンパークは閉館。残念です。
目次
※2021年9月30日(木)をもって京急油壺マリンパークは閉館。残念です。
タッチプールではどんな生き物に触れるかな?
水族館の入り口前に、海の生き物に触れるタッチプールがあります。大きなヤドカリやサザエ、ウニ、ヒトデ、サメもいますよ。このタッチプールはパパちゃんが子供の頃からあるので、今回行く前から婆婆ちゃんがチビちゃんたちに話していたので、チビちゃんたちは「ヒトデは硬いかな?柔らかいかな?」とか行きの車の中からクイズを出しあって、自分の手で触るのをとても楽しみにしていました。
まずはヒトデにタッチしてみましたよ。実際の硬さは・・・これは皆さん自分の手で確かめてみてください。
ヤドカリやサザエをさわったあと、いよいよサメに挑戦です。
ちょっとビビりながらサメを触るチビちゃん。うーん。サメ肌って本当にこんな感じなんだぁって変な感心をする大人たち。子供にとってこういう生き物に触れることができる体験って、とても貴重ですよね。特にサメなんてなかなか触ることができません。図鑑や映像での知識だけでなく、自分の肌で感じることって大切ですよね。
水族館(魚の国)では希少なアレも見れる?
水族館の入り口にはムカシオオホホジロザメの顎歯がお出迎えしてくれます。この大きなサメの顎歯に子供たちは大興奮。顎歯の裏に立っての記念撮影をするといかにこれが大きいかがよくわかります。
「魚の国」の1階部分はいわゆる水族館で、相模の海にいる魚たちなどが展示されています。
伊勢海老やタカアシガニなど大きくて立派なものがたくさんいました。
あまり混んでいないので小さな子供もゆったりと自由に見学することができ、子供連れには適した水族館だと思いましたよ。混んでいる水族館だと小さい子供は大人の隙間からやっと覗けたり、抱っこして見せなければならなかったり、ゆっくり見ることもなかなかできなかったりするのですが、その点油壺マリンパークは快適に見学ができます。
1階の一番奥のほうには「魚のパフォーマンス」のショーが行われる場所があります。ここでは1日何回か魚たちが算数をしたり国語をしたりというパフォーマンスを見せてくれます。これも昔から変わらずにあるショーで、婆婆ちゃんやパパちゃんは懐かしく見ていました。
油壺マリンパークには貴重な標本も多数展示されています。パパちゃんの友達は本格的なサメマニアで、サメの標本などを見たいためにここに来ているほど、マニアの大人の人からも定評がある水族館なんだそうです。
大きな口の「メガマウスシャーク」の剥製は大迫力です。メガマウスシャークは深海性の希少なサメで、学術的にも珍しい種類なんですって。他にも「ダイオウイカ」や「リュウグウノツカイ」や「オオワニザメ」や貴重な標本がたくさんありました。他の水族館では見ない大型のものが多かったように思います。
メガマウスシャークの剥製を囲むようにらせん階段を上ると、2階は360°の回遊水路になっています。
これ、サメだと思ったら「ノコギリエイ」なんだそうです。大きなノコギリが特徴で、子供たちも食いついて見ていました。
「オオジロザメ」は本州の水族館では、ここ油壺マリンパークが唯一展示しているんですって。
1日何回か「魚の餌付け」を見ることもできます。他の水族館でよく見るような飼育員のダイバーが水槽に入って餌付けをするのではなく、上から餌を下ろして餌付けする方法でしたが、飼育員の人の解説が詳しくて、たくさんの子供たちが真剣に説明を聞きながら見ていました。
ここでもノコギリエイが子供たちのそばに来てくれていました。近くで見ると圧巻です。
魚の餌付けの動画も撮ってきましたよ。↓ ↓ ↓
イルカとアシカのショー「ファンタジアム」は?
水族館の別館として、イルカとアシカのショーが観られる劇場「ファンタジアム」があります。こちらは屋内の劇場型施設なので雨や風の日でも安心です。
ベビーカーの人はこの階段前において行きましょう。ずいぶん下までおりますよ。
階段の一段ごとの段差が大きく、前の方で観るならかなり下がらないといけません。抱っこの子供がいるパパさんママさんや、膝が悪い婆婆ちゃんのような人は、気をつけて下りましょう。
油壺マリンパークはペットと入れる水族館なのですが、ここファンタジアムも最後尾(最上部)にワンちゃんと一緒に観ることができるブーズが用意されていました。
油壺マリンパークのイルカとアシカのショーはストーリーを持ったミュージカル調仕立のショーになっています。この日はワンピースのチョッパーが海の仲間たちと触れ合うストーリーになっていましたよ。イルカたちは熟練された安定したパフォーマンスで、息の合ったジャンプを見せてくれました。
観客席の近くまで上がって挨拶もしれくれます。とても大きなイルカで、歌も唄ってくれました。
アシカ達も大活躍です。この日は2回ショーを観たのですが、2回目は一番前の真ん中の席がとれたので、すぐ目の前でアシカ君たちのパフォーマンスを見ることができました。チビちゃんたちは大興奮!
イルカプールでイルカと・・できる?
ショーの前後は、ファンタジアムの横にあるイルカプールでイルカを見ることができます。プールの1階部分からは丸窓からプールの中に潜って泳ぐイルカを見ることができます。2階に上がるとプールの上からイルカを見ることができます。目の前に広がる青い海とイルカがなんとも素敵なショット!
有料ではありますが、このイルカプールでイルカにタッチしたり、餌をあげたりする体験もできます。イルカにタッチはファンタジアムで行われることもあるようです。
ペンギン島にはTVで人気のあのペンペンも!?
外のエリアの中央辺りにペンギン島があります。キタイワトビペンギンが気持ちよさそうにプールを泳ぐ姿を間近に見ることができますよ。
ペンギン島では1日何度かペンギンのお食事タイムを見ることができます。飼育員のお兄さんがキタイワトビペンギンについて色々説明してくれながら、よじ登ってくるペンギンたちに餌をあげていました。
動画もよかったらどうぞ。↓ ↓ ↓
なんと! この油壺マリンパークのペンギン島には日テレ『天才!!志村どうぶつ園』でDAIIGOさんが育てたイワトビペンギンの「ペンペン」がいます!!
ペンペンはどこかな??とチビちゃんも一緒に探してみました。お! いた!!いた!! 赤いフリッパーバンドをつけているのがペンペンだと思われます。
4歳のチビちゃんもデジカメを構えて、ペンギンの撮影に夢中! 4歳のチビちゃんが撮った写真がこちらです。↓ ↓
なかなか上手に撮れていますよね(笑)。子供の目線からの撮影って、時としてすごいアングルだったり、素敵な写真が撮れたりします。こちらの写真もペンギン島横で4歳のチビちゃんが撮影した写真です。↓ ↓
大人ではなかなかこんな構図で写真を撮ろうなんて発想しませんよね。子供の力って偉大です。
コツメカワウソで癒やされよう!
「油壺マリンパークに行くんだぁ」と言ったら、何人かの友達から「あ!コツメカワウソがいるところね!」と言う言葉が返ってきました。そのくらい油壺マリンパークの中では有名なコツメカワウソ。今回ママちゃんはこれを一番楽しみにしていたみたいです。
いました! いました! 透明の水槽の中を無邪気に泳ぐカワウソたち。
透明の水槽の中を行ったり来たり。ときには途中で休憩するお茶目な場面も!
水槽の高さがちょうどチビちゃんたちの目の高さで、ここでも4歳のチビちゃんはカワウソの写真を撮りまくりです。
我が家のチビちゃんだけでなく、他の子供たちもカメラやスマホでカワウソの写真を撮っていました。今の子供たちはスマホの普及で写真を撮ることも日常的な身近なことなんでしょうね。
水中を潜って勢いよく泳ぐ子もいれば、顔を水面から出して泳ぐいたずらっ子のカワウソもいます。愛くるしいカワウソは観ていてとても癒やされます。
短い動画ですが、かわいい姿を見てあげてください。↓ ↓ ↓
有料&予約制ですが、カワウソと指タッチすることもできます。この日は当日チケット売り場で予約することができました。
森のエリアにはコウモリやフクロウがいたり、水辺にカニや亀がいたり、魚たちが泳いでいたりします。ホタルが見れる清流もありました。一度夜に光って飛ぶホタルを見てみたいものです。
みうら自然館ってなに?
ママちゃんやチビちゃんたちがカワウソのエリアに釘付けになっているとき、カワウソのエリアの海側の隣に「みうら自然館」という建物を婆婆ちゃんとパパちゃんが発見。見た目なんだか水産関係っぽい建物で、なんか資料館なのかな?と婆婆ちゃんがちょっと覗きに行ってみたら・・・
ここでは、神奈川県の絶滅危惧種の飼育や展示を行っていました。
神奈川の絶滅危惧種の一覧が張り出されていましたが、こんなにいるんですね。ちょっとショックです。
タガメやゲンゴロウなど、日頃シルク家のチビちゃんたちが生き物のDVDの中で見ている珍しい生き物もたくさんいました。婆婆ちゃん、大急ぎでチビちゃんたちを呼びに行って、みんなで見学しなおしましたよ。図鑑やDVDの中でしか見たことがない生き物を自分の目で見て、それが目の前で生きているって、子供たちにとってはものすごい感動のようです。婆婆ちゃんが子供の頃には川にタガメやゲンゴロウたくさんいたのに、もはや絶滅危惧種なんですね。
この日は貴重なアカハライモリの幼生が展示中でした。
写真でこそアップにしてあるので、カエルがすぐに見つかりますが、広い水槽の中の泥の中に隠れていて、探し当てたときには大興奮。このニホンアカガエルも神奈川県絶滅危惧ランクⅡ類に指定されていて、絶滅の危険があるんだそうです。
ちびっこの遊び場は?
油壺マリンパークには生き物の展示以外に、小さいこどもたちが遊べるちょっとしたエリアもありました。
マリンパーク内の一番奥に、滑り台と遊具がありました。この日は真夏の炎天下で暑すぎて誰も遊んでいませんでしたが、春や秋の気候のいい季節にはきっとちびっこで賑わうんでしょうね。
チビちゃんたちはパンダの乗り物に乗ってご満悦。結局、子供ってこういうのが好きなんです(汗)。。。
コイン式の乗り物のエリアもありました。小さい子供にとっては、遊園地気分が味わえていいかもしれません。
※2021年9月30日(木)をもって京急油壺マリンパークは閉館。残念です。
まとめ
いかがでしたか? 京急油壺マリンパークに行ってみたいと思う人の参考になりましたでしょうか。油壺マリンパークは50年以上の歴史がある古い水族館です。婆婆ちゃんが子供の頃から行っていたくらいですからある意味すごいですよね。建物がやや古かったり、ねんきを感じる部分も多々ありましたが、シルク家的には、小さい子供と行くなら穴場的なオススメ水族館だと思いました。混み合っていないので子供もゆっくりと見て回ることができますし、子供の目の高さで見れるものも多かったのも良いと思いました。広さもそれほど広くない点も子供連れには良いと思いました。パーク内から見る海の風景や青い空は大人もとても気持ちがいいです。ベンチや休むところもたくさんあるのでピクニック気分で来ても楽しめる場所です。赤ちゃん連れの人には授乳室などもありますし、食事をするところもあるので、安心です。また再入場も可能なので一度外に出てもう一度見に来たりすることもできるのも良いと思いました。小さい子供連れの方、是非一度足を運んでみてください。
※授乳室や食事どころなどは別記事で紹介しますね。
※2021年9月30日(木)をもって京急油壺マリンパークは閉館。残念です。
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50代後半の主婦。東京ディズニーランドができる前からの根っからのディズニーファン。公園や動物園、植物園、水族館など自然と触れ合う場所も好き。幼児教育に携わっていた経験から、独自の観点で子供の遊びやお出かけ先をチェック。同時に割引やポイントなど子育てママも喜ぶお得情報も配信中。