子供の留守番は何歳からできる?いつからさせる?

現在新型コロナウィルスの影響で学校が休校になって、予期せず子供に留守番をさせなくてはならなくなったご家庭も多いことでしょう。子供の預け先もなく、毎日おじいちゃんやおばあちゃんのところに行ったりおじいちゃんおばあちゃんに来てもらうわけにもいかず、仕事を休むか子供に留守番をさせなくてはならない状況に、とても困っているご家庭のニュースが報道されています。

新型コロナウィルス拡散防止策としてのこの事例は特例中の特例ではありますが、今回は”子供の留守番は何歳ならできるのか”、みんなは”子供に留守番をいつからさせているのか”などについて考えていきたいと思います。

子供の留守番は昔と今は違う

いつから子供に留守番をさせたかという話題になると、「おばあちゃんが子供の頃は小学生になれば一人で留守番していた」とか「パパやママが子供の頃は小学校に入ると鍵っ子が多かった」とか言う人もいます。子供の成長という意味では昔も今もそれほど差がないと思われますが、社会事情が大きく違います。

現代社会では悲しいことに、近隣の家や地域とのつながりが薄れ、隣にどんな人が住んでいるのか、何ていう名前の人が住んでいるのかさえ知らないケースも多々あります。また近所で何か不審な声がしたりしても関わりを持ちたくないと考える人もいます。同時に小さい子供を狙った犯罪や、宅配業者などを装った犯罪なども増えています。

そのような諸事情から、一概に「おじいちゃんおばあちゃんの頃は…」とか「パパやママが子供のときは…」ということは通用しなくなっています。

留守番する子供

現代の子供は過保護にされ過ぎている?

核家族が増え、一人っ子や兄弟が少ない家庭が多い現代社会では、親がいつまでも子供に手を焼き過ぎ、過保護に育てすぎているという面もあるでしょう。これをしたら危ない…これをするのはまだ早い…それはママがやってあげるから…と、親があれこれ手を出して子供の自立を妨げていることはありませんか?
大切なのは、安全なやりかたを教えること、一人でできるように見守りながら繰り返し練習させること、一人でできることを少しずつ増やして自立させていくことなのではないでしょうか。留守番をさせるということもその中のひとつですよね。

まずはごく短時間の留守番を

何歳になったら子供に留守番をさせられるのかを考えるとき、何歳からというよりは、留守番にどのくらい慣れているかで判断したほうがよいと思います。小学生になったからとか2年生になったからと、いきなり学校から帰って一人で鍵をあけて、夜まで留守番させるのには無理があります。まずはごくごく短い時間から少しずつ留守番の練習をさせましょう。

ゴミ出しをしてくる朝の数分の間なら、幼稚園の子供でも留守番できるでしょう。大人にすればほんの5分程度の留守番でも初めてのときは子供はドキドキして不安になるものです。上手に待っていられたら大袈裟なくらいたくさん褒めてあげましょう。

5分程度の留守番ができるようになったら、近くのコンビニやスーパーまでのお買い物の間30分~の留守番にチャレンジしてみましょう。このくらいの時間なら、おやつを食べたりDVDを見たりして幼稚園の子供や小学校1年生くらいでもできるでしょう。もちろん、留守番中のお約束事は事前に親子で確認しておかなければいけません。

 一人で留守番するときの約束事は?

学校から帰ったあとの留守番の練習

子供の留守番

短い時間の留守番に慣れてきたら、学校から帰ってからの留守番の練習をしましょう。大人にとっては簡単なことも子供にとっては慣れないと手こずることも多々あります。ランドセルから鍵を出す、鍵で玄関を開ける。この2つの動作が時間をかけずにできるように繰り返し練習をしましょう。なぜなら、玄関の前で、ランドセルから鍵を出したり、鍵を開けるのに時間がかかっていると、「あ、この子は一人で留守番するんだな」と良からぬ人に狙われることにもなりかねないからです。家についたら周りに怪しい人がいないか確認して、素早く鍵を出してサッと玄関をあけられるようにしたいものです。また家に誰もいなくても大きな声で「ただいま!」と言う習慣も身につけると良いですね。「ただいま!」と言って玄関に入るようにすれば”一人で留守番するんだ”ということに気づかれにくくすることができます。

そのほか、家に入ったらすぐに玄関の鍵を閉めること、家についたらママやパパに連絡をすることなども習慣化するように身に染み込ませるように練習を繰り返しましょう。

留守番中に困ったことが生じたときのママやパパへの連絡の仕方も練習しておく必要があります。言葉で説明しただけではいざというとき子供はパニックになってできなかったりします。困ったことが起きたときは、それだけで子供はかなり動揺している状態です。迷わずスムーズにママやパパに連絡が取れる方法を親子で確認し、練習しておきましょう。

まかせて!BOCCO】というロボットは、玄関の鍵の開け締めをママやパパのスマートホンのアプリに知らせてくれたり、ロボットのお腹のボタンを推してロボットに話しかけるだけでママやパパのスマートホンのアプリにメッセージを届けることができます。操作がとても簡単なので未就学児や小学校低学年の子供でも難しくなくママやパパと連絡が取れて、小さい子供の留守番のときにオススメです。

長時間の留守番は

下校してからの1~2時間や昼間の1~2時間など短い時間の留守番なら、事前にしっかり練習をしておけば小学校1年生2年生でもできるでしょう。実際小学校に入学してからお留守番をさせるようになったと答えている人は多いです。

しかし、夏休みや臨時休校などで、朝から夕方までの丸一日のお留守番になると、もう少し年齢が上になってからという人が多いでしょう。お昼のご飯は火を使わずに食べられるものを用意しておいたりするとしても、長時間になるとやはりある程度大きくなってからということになりますかね。これがお兄ちゃんお姉ちゃんがいて兄弟で留守番するなら低学年の子供でも大丈夫でしょうが、一人で丸一日の留守番となると小学校中学年~高学年になってからという人が多いようです。

今回の新コロナウィルスの影響での休校のように、連日丸一日留守番をさせなければならなくなると、子供への精神的負担も大きくなります。留守番中も1日の中でこまめに子供とコミュニケーションをとって、子供の不安を軽減させてあげることが大切です。同時に子供からもいつでもママやパパに連絡がとれるようにしておいてあげることで、子供の安心感も大きくなります。

こうしたときにも留守番見守りコミュニケーションロボットのBOCCOがオススメです。

留守番中の子供の様子が見たいときは

BOCCOは留守番中の子供とのコミュニケーションを簡単操作で取ることにとてもたけています。ママやパパからのメッセージも留守番見守りロボットのBOCCOを通じて届けることができますし、子供からママやパパへメッセージを届けることもボタン一つの操作で簡単にすることができます。

しかし、残念なことにBOCCOにはカメラ機能がないので、留守番中の家の中の様子や子供の様子をママやパパが目で確認することはできません。そこで活躍するのが見守りカメラロボットでしょう。留守番見守りカメラロボットはペット用に作られているものも多いですが、家にいる子供の様子をスマートホンで確認するのに使うこともできるので、オススメです。Furboドッグカメラはamazonでもランキング1位を獲得したペットカメラですが、口コミを見ても子供の見守りに利用している人も見受けられます。

見守りカメラコミュニケーションロボットがあれば、低学年の子供の留守番や長時間の子供の留守番の不安もきっと軽減できると思います。

最後に

子供の留守番は何歳だから大丈夫、いつからならOKということではなく、いかに練習をしていざというときにも対処することが身につけられているかということではないでしょうか。留守番中の約束ごと、留守番中のママやパパへの連絡のとり方、留守番中の子供の様子の確認、こういうこともしっかり準備をしておけば、子供も親も不安を軽減することができます。小さい年齢の子供でもたやすく操作できる便利なツールを活用しながら、子供に留守番をさせたいですね。

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