東京スカイツリーの一番上の展望台、それが地上450mの位置にある【天望回廊】です。
天望回廊へのチケットは当日券しかなく、【天望デッキ】の『フロア350』にあるチケットカウンターで、さらに大人1,030円を払って購入します。
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天望回廊へのチケット売り場
地上450mの天望回廊へのチケットは、天望デッキフロア350にあります。天望デッキにあがるまでに大人料金でひとり2,000円以上すでにかかっているため、この先さらに別料金を払って上へあがるかどうかは迷うところでしょう。
以前スカイツリーに来たときは、350m地点の天望デッキまでで一部ガスってしまっていたため地上450mの天望回廊までは上がりませんでした。
今回は、とても良い天気でガスが全くないうえ、夕方から夜にかけての時間だったので夜景もきっと綺麗だろうということで4人であがってみることにしましたよ。 待ち時間もこの日はわずか5分ほどと混雑もありませんでした。ラッキー!
天望デッキから天望回廊への天望シャトル(エレベーター)はシースルー
地上450m展望回廊への天望シャトル(エレベーター)は、天望デッキ『フロア350』から出発です。エレベーターが下がって来るのを待っている間もドキドキです。
4階から350m天望デッキまでのエレベーター(天望シャトル)は全部で4基、350m天望デッキから450m天望回廊までのエレベーター(天望シャトル)は2基です。
エレベーターに乗ると「正面と天井がシースルーになっています」というアナウンス。
上を見ると、おおおおおーーー!!マジでシースルーで上っていきます。
上りのエレベーターに乗ったときはエレベーターがシースルーなのを知らなかったので、帰りの下りのエレベーターでその様子を動画に撮って来ましたよ。
4階から350m天望デッキまでのエレベーターの速さは分速600m、到着にかかる時間はわずか50秒ですが、こちらの展望回廊へのエレベーターの速さは分速240m、かかる時間は30秒。それでもこの迫力です。 分速600mのエレベーターがシースルーだったら・・考えるだけでも怖いですね(笑)。
地上450mの展望回廊
シースルーの天望シャトル(エレベーター)でいよいよ地上450mの天望回廊に到着です。
エレベーターで到着するのは『フロア445』です。
『フロア445』から『フロア450』へとガラス張りの回廊がなだらかなスロープ状で続きます。”地上450mの空中散歩“というキャッチフレーズのとおり、空中を自分の足で歩いて最高ポイントまで進んでいく造りになっています。
富士山の上に、三日月が出ていました。 綺麗ですね。 こんなショットはなかなか撮れないかもしれないと思えるほどのベストショットです。
おやおや、富士山の横の雲を見ると・・「ひょっとしてあの場所ゲリラ雷雨?」と思えるような雲と雨柱ですー(汗)。
天望回廊は、ちょうど夏の催しで、風鈴回廊になっていましたよ。
だんだんと日が暮れて、眼下の街並みがキラキラし始めました。なんとも贅沢な眺めです。
写真中央に、青く輝く東京タワーが見えますよ。(この日の東京タワーはリオ五輪金メダルおめでとうのスペシャルダイヤモンドヴェールのライトアップでした)
下を流れる隅田川と屋形船。ああ、隅田川の花火大会をここから見たらすごいんでしょうね~
展望回廊が赤くライトアップ!その理由は?
さらに回廊を進んでいくと、すっかり日が暮れて、回廊も赤く色づき始めました。
350m地点の天望デッキとは違って、割りと狭い回廊で、皆ガラスに張り付くように景色を眺めています。
ディズニーリゾートや千葉木更津方面もよく見え、ちょうどその方向で花火が上がっているのが見えました。
ネットから真下近くの景色も眺めることができます。「足がすくむー!」と言っている人がいましたが、かなり迫力ありますよ。
「なんで赤いんだろう?」ってちょっと不思議だったのですが、帰りにライトアップしたこの日のスカイツリーを下から見て納得! 下の写真は帰りにソラマチ広場から撮った写真ですが、写真上部の展望回廊部分が赤く光っているのがわかりますよね。外のライトがそのまま中のライトアップにもなっていたんですね。
この日(2016年8月7日)は、リオ五輪で初めて日本人(競泳の萩野選手)が金メダルを獲得。それを祝して、リオ五輪金メダルにちなんでゴールドに特別にライトアップされていたんです!
展望回廊が赤いデザインもリオ五輪の特別バージョンのライトアップなんです。ラッキー。
東京スカイツリー展望台最高ポイント【ソラカラポイント】
展望回廊をさらに進んで『フロア450』を半分くらい来たところに、スカイツリーの最高到達点【ソラカラポイント】があります。 ソラカラポイントは地上451.2m地点です。スカイツリーの高さが634m。このソラカラポイント451.2m地点が、一般の人が登れる一番高い場所です。
ソラカラスポットの展望ガラスとは反対側に、フォトスポットがありました。ここは有料でのフォトスポットではなく、自由に写真を撮ることができます。 風鈴と花火をあしらった2016年夏バージョン。光と鏡による不思議な空間演出になっていました。
天望デッキには各フロア(フロア350・フロア345・フロア340)にカフェやレストランがあったり、休憩場所もありましたが、展望回廊には一箇所だけちょっとした腰掛け場があるだけで、休む場所や広い空間はありませんでした。
そうかと言って 一度天望デッキに戻ってしまうと、再度天望回廊へあがってくることはできない(再度お金を払えば可能でしょうが)ので、じゅうぶん450mの高さからの景色を堪能してから、下の展望デッキへと戻りましょう。
今回私たちは、ちょうど夕方から夜にかけての時間に展望台へあがったので、夕焼けから夕暮れ、夜景までの景色を楽しむことができました。
特に地上450mの天望回廊からの宝石を散りばめたような夜景は、以前ロスに行ったときヘリで空中観光をしたときのような感動がありました。
滞在時間に制限はないので、贅沢をいえば、朝一番から昼間の景色~夜景までを楽しむという過ごし方も有りなのかもしれませんね。
50代後半の主婦。東京ディズニーランドができる前からの根っからのディズニーファン。公園や動物園、植物園、水族館など自然と触れ合う場所も好き。幼児教育に携わっていた経験から、独自の観点で子供の遊びやお出かけ先をチェック。同時に割引やポイントなど子育てママも喜ぶお得情報も配信中。