甲州ころ柿(干し柿)と武田信玄恵林寺で秋を満喫♪

味覚の秋。くだものや野菜を収穫するツアーなど、子供連れで楽しめる企画も色々目にする季節になりましたね。今日はその中で甲州ころ柿の里と武田信玄のお墓がある恵林寺の紅葉をレポートします。

行ったのは三年前の11月26日です。紹介する写真は11月下旬の風景です。

甲州ころ柿の里

昼にドライブインで山梨名物のほうとう鍋をいただき、この日最大の目的地『甲州ころ柿の里』へとやってきました。

ころ柿(枯露柿)は干し柿の最高峰で、お歳暮やお年始などの贈答品としても喜ばれる高級干し柿です。
この季節になると庭先を開放して自由に見学できるようにしてくれている農家さんがあります。案内された農家さんへ向かう途中の柿畑に、早くもたくさんの干し柿が吊り下げられていて大興奮!
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農家の軒下にもびっしり干し柿が吊り下げられています。その量と綺麗さはとても圧観で、ものすごく感動しました。
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1階部分も2階部分も干し柿のカーテンです。この量たるやものすごい数です。
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庭の納屋の中では近所の方々総出で、手作業で柿の皮を剥いて紐につなげていきます。
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紐でつなげた柿を持って見せてくださいました。すごい数とすごい手作業です。写真をよく見ると、ひとつひとつしっかり皮が剥いてあって、ひとつひとつを紐で結んでつなげているのがわかります。
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ころ柿(枯露柿)は武田信玄の奨励で生産が始まったと言われているそうで、江戸時代には甲州の産物として幕府にも献上されていたそうですよ。農家近くの路上で、ころ柿を購入することができます。濃厚な風味と甘味があって、最高のお味です。

武田信玄恵林寺の紅葉

ころ柿の見学のあとは、ころ柿農家のすぐ近くにある恵林寺(えりんじ)に歩いて寄りました。この恵林寺は、武田信玄の菩提寺でもあるそうです。

歴史を感じさせる『三門』の横や奥に、綺麗な紅葉が映え渡ります。
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『開山堂』は高い木々の合間にあり、凛とした静けさとみなぎるパワーが感じ取れる空間でもありました。
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庭園は紅葉が見頃でした。恵林寺の庭園は国の名勝指定を受けているそうで、京都嵯峨野の天龍寺・嵐山の西芳寺とともに夢窓国師の代表的な築庭庭園として有名なんだそうです。
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感想

ころ柿の天日干しは写真やテレビなどで見たことはありましたが、実際に見てみると想像以上の圧観で、大人も子供も大興奮です。大人にとってはなんとも懐かしい日本の風情を感じることができます。懐かしいと言っても本当にそのような場にいた経験があるわけではありませんが、日本古来の風景という感じで、桃太郎や花咲かじいさんなどのおとぎ話にでききそうな風景でした。子供にとっては見たことがない風景でしょうし、是非子供たちにも受け継ぎたい日本の風情のようにも思えました。

この日はころ柿だけの見学となりましたが、甲州・山梨方面はブドウやナシ、桃などの産地でも有名なところです。ぶどう狩り、梨狩りなどと合わせて出かけてみるのも、子供たちも喜ぶでしょうね。

また、バスツアーなどを利用すれば、大人にうれしいワイン工場見学&ワインの試飲なども楽しめるかもしれません。

シルク家でもまた山梨方面に出かけてみたいと思っていますので、今後もレポートを楽しみにしていてください。