東京ディズニーリゾートには、【ゲストアシスタンスカード】というものがあるんですが、ご存知でしたか?
このカードは何らかのお手伝いが必要な方のためのサポートツールで、車椅子を利用している方や負傷している方、高齢な方などアトラクション等に長時間並ぶのが困難な人が利用することができます。
シルク家のママちゃんは現在妊娠中でしかもちょこちょこ動き回る1歳の上の子を連れているので、このゲストアシスタントカードを利用させていただきましたのでレポートしますね。
ゲストアシスタンスカードをもらえる場所
ゲストアシスタンスカードは来園の1ヶ月前から電話での事前予約も可能ですし、来園当日に申し出れば当日発行してもらうこともできます。ママちゃんは特に予約はせず、来園当日に発行してもらいましたが、発行手続き自体は数分で終わりました。
今回は東京ディズニーランドに来園したのですが、ディズニーランド内のゲストアシスタンスカードを発行してもらえる場所は【メインストリートハウス】というところです。
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東京ディズニーランドに入園して正面に向かって左奥にあります。
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よくミッキーのグリーティングをやっている場所の目の前です。
母子手帳も用意して行ったのですが、『妊娠中で、ゲストアシスタンスカードを利用したいのですが。。』と申し出たところ、母子手帳は特に見せることなく、パスポートの確認だけして発行してもらえました。(お腹が結構大きかったからかな?)
このメインストリートハウスはゲストアシスタンスカードを発行してもらえる他、落し物をした時とか、ガイドツアーの受付や領収書の発行なども行っている総合情報サービスの施設なので、混んでる時は結構待たされます。実際、ママちゃんが行った時は並んでいるのは2組程度だったにも関わらず、1組1組が複雑な事情があるのかとても時間がかかっており、15分ほど待ってようやく案内されたくらいです。土日などはもっと待つかもしれませんので、時間に余裕を持って発行手続きをしてくださいね。
ゲストアシスタンスカードの使い方
こちらがゲットしたゲストアシスタンスカードです。
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ランドとシーでデザインが違うようですが、両パークで利用可能とのことでした。
中を開いてみると、左側に自分の名前と人数、右側にアトラクションの利用時間などを記入する欄がありました。
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このゲストアシスタンスカードを使えるのはアトラクションとグリーティング施設のみで、ショーやレストランには利用できません。
利用したいアトラクションのキャストさんにこのカードを見せると、利用時間を書いてくれるので、その時間に戻って来れば列に並ぶことなくアトラクションを利用することができます。例えば13:00に60分待ちのアトラクションでこのカードを見せると、アトラクション名とキャストさんの名前、そして14:00と利用時間を書いてくれるので、14:00に戻って来れば列に並ばずにアトラクションに乗ることができます。
記載されている利用時間までの時間は列に並んでいる時間とみなされます。ですから、その間に他の対象施設を利用することはできません。あくまでも列に長時間並ぶことが困難な人が、列に並ぶのではなく別の場所で順番がくるまで待機することができるというサービスですので、その点は注意しましょう!
今回のママちゃんのように妊娠中でこのゲストアシスタンスカードを使う妊婦さんなら、無理せずその待機時間は体を休めるようにすると良いですね。どうしてもディズニーにいるとテンションが高くなって体に思いのほか負担がかかっていることも多々ありますからね。
アトラクションによってはゲストアシスタンスカードに記載してもらった利用時間に厳しいものがあり、「この時間を過ぎてしまうと無効になってしまいますから!」と念押しされます。しっかり時間は守るようにしましょう。
ゲストアシスタンスカードを使ってみた感想
何年もディズニーリゾートに通っているシルク家ですが、今回初めてゲストアシスタンスカードを利用してみてそのありがたさを感じました。
今回は妊娠中のママちゃんが1歳のチビちゃんを連れて二人だけで行った時に利用したのですが、動き回るチビちゃんを長時間抱っこしているのがきつい妊娠中のママちゃんにとっては、本当に本当にありがたかったです。平日に行ったので【ジャングルクルーズ】と【ミッキーの家とミートミッキー】の2施設でしか利用しませんでしたが、チビちゃんは待ち時間に鳩を追いかけ回したりしながら体を動かし飽きることなく待つことができましたし、妊娠中のママちゃんもチビちゃんを抱っこすることなく近くで座って体を休めることができたので、大いに恩恵を受けることができました。
今回はパパちゃんや婆婆ちゃんも一緒ではなく、お腹が大きいママちゃんがちょこちょこ動きまわりざかりのチビちゃんを連れて行ったので、体がきつくなったときに2回使わせてもらいました。このゲストアシスタンスカードの存在を知らなければ、もしかしたらアトラクションに乗るのは諦めていたかもしれません。そう考えると本当に助けが必要なときや何らかの手助けがほしい人にとっては大助かりのサービスで、とても感謝しました。
ゲストアシスタンスカードは誰でも使えるわけではありませんが、妊娠中だったり怪我をしていたり高齢のおじいちゃん・おばあちゃんと一緒だったりする場合、すべての場で使わなくとも体がきつくなったときなどに利用させてもらうと本当に有り難いサービスだと感じました。
ゲストアシスタンスカードは正しく使おう!
このゲストアシスタンスカードは、ディズニーの公式ページにも書かれているように発行の対象となるのは『身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳所持者および疾病、負傷などにより体の機能が低下している方(高齢者、妊婦を含む)』です。
そして、先程も書いたように”長時間並んで待つことが困難な人が、列に並ぶのではなく別の場所で順番がくるまで待機することができる”というサービスです。決してファストパスのように使うためのものではありません。待ち時間はあくまでも列に並んでいる時間とみなされます。
しかし、中には嘘をついてゲストアシスタンスカードを悪用・不正利用する事例もあったそうです。悲しいですよね。
本当にサポートを必要としている人にもディズニーを楽しんでもらえるように・・と設けられたサービスですから、絶対の絶対に不正利用などしないでくださいね。シルク家からもお願いします。
現在アラサー、長男(チビちゃん)・長女(ベビちゃん)2児の母。パパちゃんと交際中からディズニーをはじめとしたお出かけが大好き。同じく子供とお出かけするのが好きなママたちの役に立てればと子連れお出かけレポートやお役立ち情報を配信。最近ではいかに楽しみながら節約するかも研究中。