こんにちは、シルク家のママちゃんです。
子供ができるまでは鉄道なんて無知中の無知だったママちゃんですが、電車好きのチビちゃんと一緒に遊んでいるうちに結構詳しくなってしまい、鉄道博物館も自分が大いに楽しんじゃったくらいです(笑)。鉄道博物館といえば、やっぱり実物の展示車両が目玉ですよね。多くの鉄道博物館が実際に昔走っていた車両を展示しているので迫力がすごい!現在の車両と比べて歴史を感じたりもできますし、今現在走っている車両ではなかなか隅々まで見て回ったり、子供を歩かせたりなんてできないので、子供にとっても貴重な体験になります。今回は名古屋のリニア・鉄道館で見てきたど迫力の展示車両をまとめてみましたよ。
エントランスの展示車両
リニア・鉄道館にいよいよ入館!エントランスはちょっと薄暗くなっていてドキドキ・期待感が高まります。
そして進んでいくと…おー!!っと歓声が上がります。あえて暗くしてあるこの部屋には「世界最速を記録した高速鉄道のシンボル」である3つの車両が展示してあります。
まずは一番左のC62形式蒸気機関車、つばめです。蒸気機関車として世界最速の時速129kmを記録した車両です。
横から見てもかっこいい〜!チビちゃんは初めて間近に見る大きな車両に最初はビビっていましたが、すぐに慣れて大興奮!大きな車輪を指差して大喜びしていましたよ。
運転席も覗けるようになっています。なんだか複雑な構造で正直よく分かりませんが、なんかスゴそう!と大人も魅了されてしまいます。
真ん中の車両は955形新幹線試験電車(300X)で、1996年に当時の世界最速である時速443kmを記録した車両です。この車両は純粋な試験車のため、営業用には使用されていないそうですよ。
「300X」の文字が目立つボディ。現存する955形式の車両は2台しかなく、そのうちの1台がこのリニア・鉄道館で保存されています。とっても貴重ですね!
一番奥に位置しているのが超電導リニアMZX01-1で、2003年に当時の世界最速である時速581kmを記録した車両です。車体に搭載した超電導磁石と地上のコイルの間に生じる磁力で車体を浮かせて走る超電導リニアは、他の鉄道博物館では見られません!この車両は2005年の愛知万博で展示された後、2011年に開業したこのリニア・鉄道館で展示されるようになりました。
ギネス世界記録の賞状もありましたよ。ちなみに現在はL0系が2015年に達成した時速603kmが世界最速記録だそうです。
超電導リニアの中に入ることもできましたよ。中は半分だけ座席がありました。普通の新幹線のようですが、少し車幅が狭いようで左右とも2列ずつの配置となっているようです。
エントランスからかなり興奮したシルク家。まだまだ奥は深いので先に進みます。
1階の展示車両
エントランスから奥に進むと、1階のメイン展示エリアにつながります。ここには多くの展示車両があり、幾つかは中に入ることもできますよ。2階から見てみると全体が一望できます。
この角度も良いでしょ?手前から奥に行くに従って新しくなるように配置されているのかな?
まずは向かって左から、700系723形新幹線。多くの人が知っている新幹線ですね!現在はより新型のN700系に徐々に移行し2020年までには全廃される予定の車両ですが、のぞみやひかりとして多くの人を乗せてきた700系はやっぱり一番人気でした!
運転台が特別公開されていましたよ。シルク家が行った時は平日で人が少なかったにもかかわらず、こちらは運転台記念撮影のため列ができていました。残念ながらチビちゃんが待てなかったので見学できなかったのですが、次回はぜひ見てみたいと思いますよ!
ちなみに写真はこのように販売してくれるようです。旅の思い出にぴったりですね!
お次はチビちゃんが大好きなドクターイエロー922形。古い形のドクターイエローですね。ドクターイエローは試験車なので普通は乗車することはできませんが、ここでは中を覗くことができますよ。
中では座席に座って、「東海道新幹線の保守現場を見る」という映像を見ることができました。
単体で写真を撮るのを忘れてしまいましたが、手前の700系の後ろに写っているのが300系322形新幹線。現在はもう運行していませんが、2012年までは東海道新幹線や山陽新幹線を走っていました。
300系の隣にあったのが100系123形新幹線。こちらも2012年まで東海道・山陽新幹線の車両として走っていましたよ。
この100系123形の後ろには、100系168形の新幹線が連結されています。こちらは新幹線初の2階建車両で、2階が客席、1階がキッチンになっていたそうです。分かりやすい写真を撮ってなかったことが悔やまれますが、左側の奥の車両が2階建になっているのが分かりますね。
さらにそのお隣は初代新幹線である0系21型新幹線。世界初めての最高速度時速210kmで走行した車両は歴史の重みを感じますね。この車両の前に日付版があるので、記念撮影をすることもできますよ。
0系のお隣にあるのがクハ381形式電車の「しなの」。特急電車として活躍した車両で、中央本線特急「しなの」のほか、阪和線・紀勢本線特急「くろしお」としてや、伯備線特急「やくも」としても活躍した車両です。現在も後継の車両が現役で活躍中だそうですよ。
そのさらにお隣がモハ52形式の電車。この辺になってくると戦前に活躍していた車両になってきます。
こちらはモハ1形式の電車。現存する唯一の木製車両だそうです。
シミュレータの前に位置していたのがC57形式の蒸気機関車。「貴婦人」の愛称で親しまれていた車両です。
C57形式の後ろにあったのがホジ6005形式の蒸気動車。現存する唯一の蒸気動車で、客室内に小さな蒸気機関車を組み込んでいる珍しい車両です。
中にも少し入ることができましたよ。レトロな感じがなんとも良い感じですね〜。
1階の一番奥には、客車などがずらっと並んでいましたよ。
1階はど迫力の展示車両が満載で、中に入れる車両も多くあるので、かなり楽しむことができますよ。知識のある人だったらもっと面白いのかもしれません。
屋外の展示車両
1階から出ることができる屋外展示場所には、2つの車両が展示されています。1つ目が117系電車で、この中では飲食をすることができるようになっています。
関西圏の新快速電車として活躍していた車両で、屋外展示ということもあり中に入ると実際に列車に乗っているような気分になりますね。
チビちゃんが気に入っていたのが普段は見れない線路を間近で見れたり、
車輪もこんなに近くで見れること!
チビちゃんが好きな「連結」部分もバッチリです。興味津々で覗いていましたよ。
もう一つ展示されていたのがケ90形式の蒸気機関車。大正時代に活躍した車両です。
チビちゃんは中に入れないのが残念そうでしたが、小さい蒸気機関車が大いに気に入ったようですよ。
2歳のチビちゃんが気に入った展示車両まとめ
2歳のチビちゃんにとっては、見慣れている700系新幹線や憧れのドクターイエロー、そして蒸気機関車などが気に入ったようでした。なかなか車両の中に入って自由に歩き回るという経験がなかったので、それもとても楽しそうでしたよ。
小さい子供にとって大きな車両はかなり圧倒され、大きすぎて何が何だか分からないんじゃないの?と思いがちですが、危険が少なく周りを見ることができたり、中を見て回ったりということは普通の電車ではできないので、とても良い経験ができたと思います。ぜひ、乗り物好きなお子さんをお持ちの方はリニア・鉄道館を訪れてみてくださいね。
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現在アラサー、長男(チビちゃん)・長女(ベビちゃん)2児の母。パパちゃんと交際中からディズニーをはじめとしたお出かけが大好き。同じく子供とお出かけするのが好きなママたちの役に立てればと子連れお出かけレポートやお役立ち情報を配信。最近ではいかに楽しみながら節約するかも研究中。